さよならが言えずに
作詞:ウインズ平阪
作曲:ウインズ平阪
編曲:平阪佳久


諦めることが 一番いいと解ってるのに
声が もう一度聞きたくて その笑顔に逢いたくて
見えすいた口実で また君を呼び出してる
忘れてた胸のトキメキが 僕の理性を消してゆく

夜更けの駐車場 答えが出せなくて
今夜も さよなら言えずに 迷っている
「もう遅いから帰る」と言いかけた
君の言葉を止めるように 僕は唇を重ねた


恋は駆け引きと 大人のつもりでいた
見せかけの そんなプライドが 音をたてて崩れてく
無邪気な顔と 女の顔の君が
僕の心を もてあそび つかんだまま離さない

もし許されるなら 君を奪い去りたい
周りの誰かを どれだけ傷つけても
フロントガラス越しに 夜明けが近づいてる
君は少しはにかんで 助手席のドアを開いた

「やっぱり君の事 諦めきれないよ
一緒になりたい 僕の人生賭けても」
そう言いかけた 言葉をさえぎるように
君は無邪気に「さよなら」と 僕の車に背を向けた
君の背中が この僕に「これでいいの」と微笑んだ


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